ハードディスク(HDD)の故障、前兆と対応を徹底紹介!

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ハードディスクが故障する前兆を、音や挙動のような症状が出てくる前にソフトで確認することができます。Crystal Disk Infoと呼ばれるフリーソフトを使用すると、ハードディスクの現在の状態を見ることができます。まず修理が大変な物理障害の目安になる電源投入回数と使用時間を確認します。

ハードディスクにとってもっとも負荷が掛かるのが電源の投入時です。スリープモードからの復帰などでも、電圧が上がるとハードディスクへの負荷は増加します。故障しかけた時に再起動しようとたびたび電源を入れ直すとさらに状態が悪化するのはこれが原因です。電源投入回数は3000回を超えると極端に故障が多くなると言われていますので、3000回が近づいている場合は特に症状がなくても交換の準備がおすすめです。

 

次に使用時間をチェックします。

ハードディスクは一般的に、特に問題のないものでも4年前後が寿命と言われています。
使用時間が10万時間を超えている場合、いつ寿命が来てもおかしくない状態なので、現在特にエラーがなくても交換の準備を始めたほうが良いでしょう。

次にスピンアップ再試行回数、衝撃によって発生したエラーレート、電源断による磁気ヘッド退避回数をチェックします。

ここが閾値を超えている場合、そのハードディスクは故障する可能性が高くなっています。

次に論理障害の目安になるセクタの状態を見ていきます。

この部分に閾値を超えるものがある場合、論理障害を起こしかけている可能性があります。まだなにも起きていなくても、次の電源投入時にエラーを起こす可能性があるので、できれば電源を入れたままデータの退避を始めてください。