BIOSのパスワード設定「セキュリティ」タブの「セキュアブート機能」項目を「使用しない」に変更不可の場合の手順
下記のケースは営業ベースでの要相談となる可能性が高い。高リスク。
Windows10でセキュアブートが無効にできない時の対処法!HP/DELL/富士通 (itojisan.xyz)
- BIOS設定画面が表示されたら「詳細(Advanced)」タブを選択します。タブ選択を行うにはキーボードの左右の矢印キーを使用します。
- 「CSM互換性サポートモジュール(CMS Compatibility Support Module)」の項目が「使用しない(Disabled)」になっていることを確認します。
- 次に「セキュリティ(Security)」タブを選択します。
- 「セキュアブート設定(Secure Boot)」を選択し、Enterキーを押します。
- 「セキュアブート設定」画面が表示されたら「セキュアブート機能(Secure Boot Option)」を選択してEnterキーを押します。そして設定を「使用しない(Disabled)」に変更します。
- Escキーを押して1つ前の画面に戻ります。
- 再び「詳細(Advanced)」タブを選択します。
- 「CSM互換性サポートモジュール(CSM Compatibility Support Module)」の項目を今度は「使用する(Enabled)」に変更します。
- 「終了(Save and Exit)」タブを選択します。
- 「変更を保存して終了(Save and Exit)」を選択し、「Enter」キーを押します。
-
富士通のパソコンの場合、BIOSの管理者パスワードを設定しないとセキュアブートの項目がグレーになって変更できないケースがあります。もしできない場合は、『BIOSパスワードを設定する』を参考にしてください。
セキュアブートを無効にできない時の対処法
セキュアブートが無効にできない時は次の対処法をお試しください。
BIOSパスワードを設定する
富士通のパソコンでは、BIOSによってはセキュアブートの設定項目がグレーアウトし、設定を変更できない場合があります。
BIOSで管理者パスワードを設定できる場合は、パスワードを設定することでセキュアブートの項目が設定できるケースがあります。
管理者パスワードの設定手順
以下の手順を参考に管理者パスワードを設定してみましょう。- 「セキュリティ(Security)」タブを選択します。
- 「管理者パスワード設定(Set Supervisor Password)」を選択し、Enterキーを押します。
- パスワード設定画面が表示されます。設定するパスワードを2箇所(2つ目は確認用)に入力します。
パスワードを忘れてしまうと、OSが起動できなくなったりBIOS設定画面に入れなくなったりしてしまう恐れがあります。そのためパスワードは忘れないよう必ずメモしておくか、すべての設定を完了した後でパスワードを解除してください。
パスワードを解除するには「管理者パスワード設定」を再び開き、空のパスワードを設定してください。
富士通以外のパソコンでもBIOSパスワードの設定が必要な場合があります。もしBIOS設定画面でセキュアブートの項目はあるが設定の変更ができないという場合はBIOSのパスワードを設定してみてください。